虫採り動画上げてます!!
普段の虫採りそのまんまの様子をお届け中!
2018年のお盆休み
長期休みは,とりあえず海外遠征。行き先は,気軽に行ける台湾!調べてみると,レンタカーを借りて各地を回る人もいるらしい。レンタカーがあれば,昼間の採集から夜の灯火まで好き放題だ。もしかしたら,台湾のカトカラが採れるかもしれない。
期待に胸膨らませ,いざ出発!
…
バニラエアの桃園空港便で台湾に降り立つ。インフォメーションカウンターのお兄さんにレンタカーを呼んでもらい,埔里へ向かう。そこで早速トラブル。高速道路を逆方向へ進んでしまう。結局,宿の到着が21:00過ぎになってしまった。
門は閉まっている
電話しても間違い電話だったり,英語が通じなかったりで宿に入れない。たまたま近くを通りがかった地元の方に声をかけ,助けを求める。地元の方が宿のオーナーに電話して,なんとか宿に入ることができた。
今日は疲れたよ…
全家(ファミリーマート)でコンビニ飯を食べて,初日終了
…
翌日
まずは台湾の蝶を求めて,有名産地へ。
まだ早朝だが,河原には多数の昆虫が飛び交っている。湿った地面にはハチやアブが,下草にはハムシやシジミチョウが。そして,川沿いにはタイワンルリモンアゲハが舞う。何度か振り逃すが,数度目のトライでなんとかキャッチ。
台湾にミスジチョウ系は20種類いて,この一枚だけでは自信がない。日傘してくると,花の周辺に昆虫が集まり始める。
ここはとにかく蝶が多かったが,普通種ばかりだった。ここでは,他にモンキアゲハ,オオモンキアゲハ,ツマベニチョウなども見ることができた。さて,場所移動。
ここでパッションフルーツを購入。我々が美味しくいただきました。
この辺りは,川が大きく護岸工事されており,蝶の気配は薄かった。同行者はナガサキアゲハを捕まえて採卵するようだ。
次は採集ではなく,合勧山(標高3000m級)へ。なんと,ほぼ山頂まで車で登れてしまうのだ。この時期の台湾は雨が多く,山頂も霧がかっていた。
高山帯の鳥で,警戒心が薄い
山頂の散策も楽しんでいると,だんだん頭が痛くなってきた。高山病チックな症状が出てきたので,山を降りることに。下ればもう日も暮れて,急いで晩ごはん。
食べ終わったら,急いで近くの沢沿いで灯火採集。台湾は国立公園が広く,域内では採集禁止なため,灯火採集の場所選びに苦労した。結局良い高台のような場所は見つけられず,沢に沿って灯火総研を照らす戦法に出た。正直,この方法でいい虫が来た記憶が無いのだが,辺りも暗くなっていたので強行。
台湾の灯火,かなり手探り状態です…
車の下に入るのだけはやめてほしい
台湾初日は,蝶も蛾も中途半端な感じでした。結局,この晩はカトカラは来ず。日本では適当に灯火したらカトカラがくるイメージがあったが,台湾ではそうもいかないらしい。果たして台湾でカトカラは採れるのか!?