虫採り動画上げてます！！
普段の虫採りそのまんまの様子をお届け中！
前回の続き
ヤサールを下りて晩御飯を食べ、暗くなる前に灯火場所へ向かう。雨さえ降らなければ、虫採りしない日はない。我々はストイックなのだ。さて、昨日も通ったデコボコ道を車で進み、灯火場所に到着する。
点灯！！！
-
- マドガの仲間
-
- シーモンアツバ？ Sinarella c-album?
-
- コウスチャヤガ？ Diarsia deparca?
-
- ウスアカヤガ？ Diasia albipennis?
昨日と同じ場所だが、また若干昨日とは違う蛾が来て面白い。いやしかし、本当に日本の高原で灯火している感覚だ。ナミシャクやアツバ、モンヤガは、どう見ても日本にいる種類の近縁種なのだ。
この興奮が伝わるだろうか
今いる場所から標高を1000mも下げれば、熱帯の蛾ばかりになる。それがここでは、日本の高標高と同じ蛾がやってくるのだ。
-
- Pogonopygia sp.
日本では見たことなくても、台湾で見た種類も多い。東南アジアの蛾を深くやるのも、面白いかもしれない。熱帯の高標高は、面白い…！！
小さめの蛾に喜んでいると、やがて大物がやってきた
Biston sp.
Loepa sp. (megacore?)
Trabala sp.
クロメンガタスズメ Acherontia lachesis
キミャクヨトウ Dictyestra dissecta
このあたりで僕は大興奮。いやー、この場所で灯火してよかった…。というか、毎日ここで灯火したい…。ネパールの高山帯とかでも灯火したい…台湾の高山帯でも灯火したい…。
夢中で蛾を毒瓶に入れていった
「明日もここで灯火しよう。また面白いものが来るかもしれない。」
その言葉は、意外な形で的中するのだった。
つづく